長寿遺伝子を活性化する効果があるとして近年注目を集めている栄養素レスベラトロールですが、なんと糖尿病にも効果的だという可能性がでてきました。
2型糖尿病患者のインスリン感受性を改善する効果があるという論文が発表されたのです。
これは英語で発表された論文ですが、ウェブ上でも読むことが出来るみたいですね(参考:Resveratrol improves insulin sensitivity, reduces oxidative stress and activates the Akt pathway in type 2 diabetic patients)。
重要なのは、この論文で報告されている実験が実際に人間による臨床試験であることでしょう。人間で効果があったということは、動物実験よりもかなり信憑性があると思われます。
また、投薬量が他の実験に比べて少なかったにもかかわらず、4週間程度で改善が見られたというのも素晴らしい結果です。というのも、この実験での摂取量は経口摂取5mg×2回という、普通にサプリメントで接種可能な量だからです。
もちろん、この結果だけから直ちにレスベラトロールが糖尿病に効果的だと断言するわけにはいきません。
しかし、1ヶ月間サプリメントを飲むことで、2型糖尿病に良い影響があると期待できるというのは、患者の立場からすれば非常に心強いことです。
ちなみに、私は糖尿病とは関係なく日本レスベラトロール株式会社のものを飲んでます。元々アンチエイジングに興味があったからですが、今回の論文を見てこれからも続けようと思いました。