ビタミンDとは?

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ビタミンDは糖尿病とも関係がある栄養素なので、ここで紹介しておきます。

ビタミンDは脂溶性ビタミンの一種であり、ビタミンD2(エルゴカルシフェロール)とビタミンD3(レカルシフェロール)に分けられます。

特に重要なのはビタミンD3(レカルシフェロール)の方で、これは腎臓や肝臓で活性化されると体内でのカルシウムのコントロールに関係します。

具体的には、腸管からのカルシウムを吸収して血中カルシウム濃度を高くするために必要とされたり、腎臓でカルシウムが血中から尿に移動するのを防ぐ働きをします。

なお、腎臓でのビタミンD活性化にはインスリンが必要です。

ビタミンDの特徴として有名なのは、日光に当たることで皮膚で合成されるということです。よほど日光から離れた生活をしない限り不足することはないと言われてきました。

一応、食品としてはしらす干し、鮭、鰯といった魚類に多く含まれており、レカルシフェロールは魚類の肝臓にも多く含まれています。とはいえ、その量は十分でなく、基本は日光にあたることだと言われてきました。

しかし近年はビタミンDが不足している人も増えているそうです。これは生活習慣の変化に起因しているようで、健康上のリスクも指摘されています。

また近年、カルシウムとあまり関係のない臓器の細胞でビタミンD受容体が発見されており、ホルモンのように特定のタンパク質生成にも作用することがわかってきました。

これについて、糖尿病や生活習慣病との関係を示唆する研究も多く現れており、現代人の健康を考える上で注目度が高まっている栄養素だといえます。