週末の朝寝坊で糖尿病リスク上昇!睡眠時間の変化が代謝に悪影響

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仕事をしている平日と、週末の休日とで睡眠時間や起床時間を変化させている人は多いと思います。私もそうです。

しかし現代日本に生きる多くの人々が実践しているこの「週末の朝寝坊」が、実は健康に悪影響をおよぼすことが研究でわかりました。

それも平日と睡眠スケジュールがズレればズレるほど、健康面のリスクが上昇するというから驚くべき結果です。

そして問題となる健康リスクとは、インスリン抵抗性の上昇といった代謝障害だそうです。インスリン抵抗性が上昇すれば糖尿病を発症するので、このブログにとってまったく他人事ではありません。

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「習慣的な睡眠」の変化が長期的な健康問題をもたらす

この研究は『Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism』という学術雑誌に2015年11月18日付けで掲載されました。ピッツバーグ大学のパトリシア・ウォンらの研究グループによる成果だそうです。

今回研究対象となったのは447人の中年男性です。彼らの詳細な睡眠状態を把握するために、リストバンド型のモニタリング装置の装着を義務付けました。

そうして得たデータから、次のような事実が判明しました。

  1. 調査対象全員が、仕事日と休日の睡眠スケジュールに変化があり、85%は長く寝ていた。
  2. 早いか遅いかにかかわらず、睡眠スケジュールの違い(ソーシャル・ジェットラグ)の大きさに比例して、代謝系の健康問題に悪影響が出ていた。
  3. こうした悪影響は、他の要因を調整した後でも確認された。

そして論文では、「体内時計の変化」が原因で様々な悪影響が出ているのではないかと推測しています。

ちなみに、ここで言う「代謝系の健康問題」は、次のようなものを指しています。

  • 血中脂質の増加
  • インスリン抵抗性の悪化
  • ウエストの肥大
  • BMIの上昇
  • HDLコレステロール(善玉コレステロール)の減少

この研究結果についての感想

寝過ぎが体に悪いとは思っていましたが、休日に早起きしすぎるのも同様に問題みたいですね。これはちょっと意外に感じました。

なんであれ平日と休日の睡眠スケジュールの変化そのものが良くないんですね。しかも単純にズレ幅が大きくなればなるほど問題が悪化するとは……。

ということは、休日に寝坊して朝食に菓子パンとジュースを摂るような生活は最悪だということです。

早起きしておにぎりを食べてから早朝の釣りに出かける、なんてのも良くないのだろうと思います。

これはすでに糖尿病になっている人にも当てはまる問題ですね。普段の生活リズムを崩した途端に、インスリン抵抗性が悪化して血糖値が上がってしまうのですから。

しかし、休日と平日の睡眠スケジュールを一致させるというのは、仕事が忙しい現代人にとって極めて困難な要求ではないでしょうか。

「週末くらいは夜更かししたり、ゆっくり寝るのが楽しみなんだ!」と考えている人も多いでしょうからね。

下手に我慢させるとそちらの方がストレスになりそうですし、難しい問題だと思います。

ただまあ、現代日本で糖尿病が多い理由として、こういう側面もあるのかなと納得もしました。

納得はしたけど、じゃあ睡眠スケジュールが一定な規則正しい生活を実践できるかと言われれば、わかっていても難しいだろうなというのが率直な感想です。

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