以前も書きましたが、果物の果糖は通常の砂糖よりも血糖値を挙げないことから、糖尿病患者のおやつとしても推奨されています。
もちろん、糖質が含まれているのはたしかなので、患者の場合は食べる量を制限しなければなりません。しかし、どうやら健康な人の場合は頻繁に果物を食べるほど2型糖尿病発症リスクそのものが下がるようです。
8月にイギリスの医学雑誌「British Medical Journal」に発表された研究によると、果物を食べるのが毎週2回の人は、月1回未満の人と比較すると最大で23%も2型糖尿病発症リスクが低いことがわかったのだそうです。
特に有効だったのが、ブルーベリー、ブドウ、リンゴだということです。日本では生のブルーベリーを食べる機会は少ないですが、ブドウやりんごは比較的入手して食べやすいですよね。
家族に糖尿病患者がいるので遺伝的に発症リスクが高いという人は、週2回くらいリンゴを意識して食べればいいのかもしれません。