糖尿病になると慢性的なイライラなど、精神状態が不安定になる人がいます。これにはいくつかの理由が考えられるので、それぞれの原因と対策を紹介します。
[ip5_heading type=”h4″ style=”subheader–small” title=”1.糖尿病という診断そのものがストレスである場合” ]
糖尿病と診断されたことによるショックがストレスとなって精神的に不安定になることがあります。病気についての知識が足りないために、必要以上に将来を悲観してしまう人に多いですね。
この場合に必要なのは、メンタル面でのケアです。また、病気についてちゃんとした知識を得ることで、無駄な不安を抑えることもできます。
現実に糖尿病を患っても長生きしている方はたくさんいるわけですし、むしろ必要以上に悲観することの方がよくありません。
[ip5_heading type=”h4″ style=”subheader–small” title=”2.食事制限することがストレスである場合” ]
血糖値を下げるために食事制限を行うことがストレスとなっている人もいるようです。これは暴飲暴食の結果糖尿病になってしまった場合、ある程度までは仕方がないことです。
とはいえこれが原因であるならば、「糖質制限食」などのストレスの度合いが低い食事療法を採用すれば良いと思います。糖質制限食ならば、従来の食事療法に比べて食べられるものの幅がぐんと広がるので、食事を取れないという不満も和らぐでしょう。
また、軽い運動はストレス解消という意味でも効果があります。積極的に運動療法を取り入れてみると、良い気晴らしになって一石二鳥です。
[ip5_heading type=”h4″ style=”subheader–small” title=”3.低血糖の症状である場合” ]
実は糖尿病のイライラの原因として一番多いのは、低血糖の症状によるものです。一生懸命に血糖値に注意した食事をするほどこの症状が出やすいという意味では、実に厄介です。
この場合は、少量のおやつを食べることでイライラを抑えることができます。その場合は、少量の果物か低糖質のおやつがいいと思います。
私の父は少量の果物とナッツ類を食べることでイライラを抑えています。果物には糖質が含まれていますが、果糖は他のものよりも血糖値を上げにくいので、幾分マシだと思います。
(参考記事:糖尿病患者の間食 食べていいおやつ選びのポイント)。
以上、私の父の経験談も含めてまとめてみました。何かの参考になれば幸いです。