運動療法

糖尿病の運動療法に一番効果がある運動強度と、それを実現するための目標心拍数について紹介します。

糖尿病患者の血糖値管理には運動療法が効果的です。では、どれくらいの運動量が最も効果的なのでしょうか。これを測定するための指標として、「運動強度」という概念があります。ここではその内容と算出方法を紹介します。

糖尿病予防では、全身を使った有酸素運動が効果的だと言われています。特に1日30分以上の運動が推奨されていますが、実行は困難です。そこで注目されているのが「高強度運動」による糖尿病予防効果です。

2型糖尿病が多くの疾患のリスク要因となることは有名な話ですが、なんと尿路結石とも関連があるようです。ヘモグロビンA1cの上昇が尿路結石のリスクと関連しているということです。

糖尿病の運動療法が血糖値を下げることは周知のとおりですが、稀に運動することで血糖値が上昇するということもおこります。その理由は何なのでしょうか？これは糖尿病患者のインスリンの量が関係しています。