カルボナーラは高カロリーなイメージがあって糖尿病の人はあまり食べようとしませんが、スパゲティ以外の具材はそれほど糖質が含まれていません。そのため、スパゲティを大豆麺に置き換えるだけで、ほとんどそのまま糖質制限食にすることができます。
ここでは私が冷蔵庫のありあわせの材料で作る簡単レシピを紹介します。家庭料理なので、手軽さを重視しています。糖質は計算上6.2gなので、かなり良いと思います。
カルボナーラの簡単な糖質制限レシピ
【材料】
・大豆麺 1食分(110g)
・粉チーズ 大さじ1杯
・ベーコン 2枚(40g)
・牛乳 大さじ3杯
・玉子 1個
・にんにく 1片
・塩 適量
・胡椒 適量
・オリーブオイル 適量
【作り方】
1.大豆麺を茹でる。
2.ベーコンを食べやすい大きさにカット(太めが良い)。にんにくは薄くスライスする。
2.あらかじめオリーブオイルでにんにくスライスを炒め、香りがついたらベーコンをカリカリになるまで焼いておく。
3.牛乳と粉チーズと少量の胡椒を混ぜておく。また、別の容器で玉子を溶いておく。
4.ベーコンとにんにくを皿にとりだし、3で作ったものをフライパンに入れる。
5.茹で上がった麺をフライパンに入れて和え、牛乳の水分が半分くらいになったら火を止める。
6.といた玉子を麺に絡めるようにかける。
7.ベーコンとにんにくをのせて完成。黒胡椒を最後にかけると見た目も良くなる。
【ポイント】
火を止めてから玉子を入れるがポイントです。麺の熱でいい具合になり、ダマになりません。日を掛けたままだったりフライパンにかけてしまうと、玉子がダマになります。
白身も一緒に入れるのは、家庭で卵黄だけ使うのは面倒だからです。手軽なのがメリットのレシピなので。
ベーコンからも塩気が出るので、味付けは皿に盛る前に気持ち薄めに調整する方といいかもしれません。
にんにくは比較的糖質量が多い(1かけで1.4g)ので、抜いてもかまいません。香りだけベーコンにつけて食べないというのもアリです。
【糖質量】
本当は牛乳よりも生クリームの方がいいのですが、あまり冷蔵庫に入っている材料ではないのでこちらにしました。牛乳は糖質がやや多めなので、大さじ3杯(45cc)程度にしておきましょう。牛乳の糖質は100gあたり4.7g、大さじ1杯が15gなので、糖質量は2.1g程度です。
生クリームは動物性の物の方がコクがあって美味しいです。糖質量も100gあたり3.1g程度なので、1回に50gを利用したとしても糖質は1.5~1.6g程度です。
粉チーズは主にパルメザンチーズが原料なので、糖質量は100gあたり1.9gです。粉チーズの大さじ1杯(15cc)はグラムに換算すると6gですから、大さじ1杯分の糖質量は0.1g程度です。
ベーコンは1枚(20g)あたり0.1gしか含まれていないので、ほとんど気にする必要がありません。玉子は1個あたり0.2g程度です。
大豆麺は以前紹介したもの(⇒こちらの記事参照)を利用すれば、1食(110g)あたり0.9gの糖質ですみます。
にんにくは一片で1.4gと比較的糖質が多いので、厳格に制限したい人はニンニク抜きがいいと思います。
合計すると、このレシピのカルボナーラの糖質は6.2gです。
▼参考記事