ブルーベリーのアントシアニンが糖尿病発症リスクを下げる?

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ブルーベリーといえば、視力回復で有名な食品です。

アントシアニンが疲れ目や眼病予防に有効だと盛んに宣伝されていますね。

実は、ブルーベリーが有効なのは視力だけじゃありません。なんと、この果物を摂ることで糖尿病のリスクを軽減できるという研究が、多くの機関から報告されているのです。

ハーバード大学の研究成果

たとえばハーバード大学が2013年に発表したところによれば、ブルーベリーを摂取していた人の糖尿病発症リスクは最大で26%も低いということです。

これは週3回以上、1回に半カップ程度を摂取した場合だそうです。

このような結果が出た理由として、アントシアニンなどの強力な抗酸化作用を持ったポリフェノールが、体内でブドウ糖の処理を助けている可能性があるとのこと。

この結果以外にもアントシアニンが血糖値の上昇を抑制する可能性を示唆する研究成果は数多くあります。

抗炎症作用との関係性

アントシアニン等のポリフェノールが作用するメカニズムとして、もう一つ別の説明も考えられます。

前のエントリーでも書きましたが、インスリン抵抗性の増加には炎症が関与しています。そして、アントシアニンは抗炎症作用を持っていますから、これを摂取することがインスリン抵抗性を抑制することに貢献している、という説明です。

(関連記事:炎症が糖尿病の原因?肥満でインスリン抵抗性が増す理由とは?

サプリメントでの摂取が有効

この実験結果を日常生活に活かそうとすると、毎日半カップを食べる必要があります。

しかし、日本で半カップものブルーベリーを日常的に摂取するのはかなり難しいですよね。

たとえばスーパーで冷凍のブルベリーが売っていますが、1袋購入しても2~300グラム程度しか入っていません。それを1回に半カップも食べ続けるのは金銭的にも負担が大きいです。

アントシアニンを採るのなら、ブルーベリーのサプリメントが簡単に購入できますし、アントシアニン量あたりのコストパフォーマンスも生のフルーツより安いのでおすすめできます。

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こういったサプリを利用してアントシアニンを効率的に摂りたいところですね。