B型インスリン抵抗症の治療法

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B型インスリン抵抗症」について、先日のエントリーでは話題にしました。というのも、実は最近この糖尿病の一種である病気の根本的な治療法となりうるデータが、東北大大学院医学系研究科の片桐秀樹教授と岡芳知教授らの研究グループによって発表されたからです。

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その方法とは、「ピロリ菌を除去すること」という意外なものでした。

ヘリコバクター・ピロリ菌は、胃潰瘍を引き起こすことで知られていますが、他にも様々な病気の発症に関与しています。

今回、糖尿病患者のピロリ菌を除去することになったのも、患者が「特発性血小板減少症」という病気にかかったためです。この病気には、ピロリ菌を除去することが有効だという医学的な報告が存在しており、それに則って医師たちは治療を試みたようですね。

すると、どういうわけか、インスリン受容体に発生した抗体、すなわち糖尿病の原因までも除去され、糖尿病が治ってしまったというのです。治療法の確立されていなかった糖尿病の一種である「B型インスリン抵抗症」が、こんなにあっさりと完治してしまうなんて、まるで夢のような結果ですね。なにしろ、ピロリ菌の除去は、1週間程度の投薬で可能な、比較的容易な方法です。それによって糖尿病が治るとは…。

こんな意外な結果になったのも、ピロリ菌が「B型インスリン抵抗症」の発症に関与しているからではないか、というのが研究グループの推測みたいですね。私には医学的なことなどさっぱり分かりませんが、微生物、それも悪名高いピロリ菌ならば糖尿病の症状くらい引き起こしそうな気がします。

この推測が正しいのであれば、「B型インスリン抵抗症」に根本的かつ実現が容易な糖尿病の治療法が確立されることになるわけです。ひいては、糖尿病の研究がまた一歩進み、人類がこの病気を克服する日へと近づいていくということにも繋がります。ですから、この路線での今後の研究に期待がかかりますね。

私の父は「B型インスリン抵抗症」とは違う糖尿病ですけど、この病気の患者さんにとって、今回のニュースは福音になったことでしょうね。

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