尿検査が陽性でも糖尿病ではない?尿糖が出る理由は?

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健康診断の尿検査で糖が出ていると診断されるとショックですよね。特に甘い物が好きで糖尿病になる心当たりがある人は絶望感に打ちひしがれるかもしれません。

しかしちょっと待ってください。

1度の尿検査で陽性が出たとしても、必ずしも糖尿病であるとは限りません。実は健康な人でも尿糖が出てしまうことがあるのです。

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糖尿病は血糖の量の病気

そもそも糖尿病は、「糖尿」なんて名前がついていますが、別に尿から糖が出る病気ではないのです。

 

糖尿病はあくまでも血液中の糖の量が異常に多くなる病気です。だからこそ診断基準も「空腹時血糖値」だとか「ヘモグロビンA1cの割合」といったものが採用されているのです。

糖尿病の診断基準には「尿糖の量」なんてものはありません。

(参考記事:糖尿病の診断基準とは?

 

尿糖が問題になるのは、あくまでも「血糖値が高いと尿糖が出ることがあるから」なのです。

血糖値が原因で尿糖が出るからまずいのであって、それ以外の理由で尿糖が出ても糖尿病とは関係ありません

逆に、糖尿病の人であっても尿糖が出ないこともあります。

正常な人でも尿糖が出る理由とは?

それでは正常な人でも尿糖が出て尿検査に引っかかる理由にはどのようなものがあるのでしょうか。

 

まずどの程度の血糖値で尿糖が出るのかについては、ある程度個人差があるということを覚えておく必要があります。尿に糖が出るかどうかは腎臓の機能の問題ですから、人によっては血糖値が正常でも尿糖が出ることもあるのです。

 

また、甘い物を食べ過ぎて血糖値が一時的に上がったために、尿糖が出るということもあります。

これは一見「血糖値が原因で尿糖が出た」という意味で危なそうですが、普通の食事ではまったく問題のない健康な人でも暴飲暴食すれば血糖値が一時的に上がるのはありうることです。

その人が普段から暴飲暴食してその血糖値が慢性化してしまったら問題ですが、普通の食事でちゃんと血糖値のコントロールができているのであれば、それは糖尿病ではないので問題ありません。

重視するべきは血液検査

このように、健康な人でも尿糖が出て尿検査で陽性になることはありえます。そして尿糖が出たけど糖尿病ではない、ということも普通に有り得ることです。

尿検査で引っ掛かったなら、病院できちんとした検査を受ける必要があります。しかしそれだけです。

尿検査だけで絶望するのは早すぎます。尿糖が出るような食生活を改善すれば、血糖値コントロールに問題がないかもしれないからです。

尿検査は大雑把なふるい分けなので、血液検査の結果のほうを重視するべきです。そして、その結果が良好だったならば、それ以上不安になることを止めましょう。余計なストレスはかえって身体に毒です。

もちろん、甘い物を食べ過ぎるような生活は以後改めるべきです。

しかしそれは、健康な人でも注意しなければ糖尿病になるというごく当たり前の話ですね。

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