糖尿病性網膜症とその予防対策は?

糖尿病性網膜症とは?

糖尿病性網膜症とは、高血糖による微小血管障害が原因で引き起こされる網膜の病気です。網膜に異常をきたし、視力低下や網膜剥離を引き起こして失明に至るケースも多くあります。

糖尿病三大合併症の一つであり、日本人の中途失明者(病気や怪我などで視覚に障害を持った人)の原因のうち第2位を占めます。

発病のメカニズム

発病のメカニズムは次のとおりです。

1.高血糖は微小血管のタンパク質を糖化させ(糖化反応)、機能障害を起こします。すると微小血管の血流が阻害され、網膜が酸素不足となります。

2.これを解消するために別の血管(新生血管)を生み出すためのホルモンが分泌されますが、そうしてできる新生血管は傷つきやすくて脆いので、すぐに壊れて出血してしまいます。

3.これによって視覚に障害が起こり、視力低下、網膜剥離、そして失明へと至ります。

発病時期

糖尿病性網膜症の恐ろしいところは、糖尿病患者の発症率です。

一般的に発病後5年ほど経つと徐々に現れてきて、10年後には糖尿病患者の50%が網膜症を発症するとされています。糖尿病の症状として失明や視力障害が連想されるのは、まさにこれが原因です。

予防と対策

三大合併症それぞれに言えることですが、すべての原因は高血糖による微小血管障害です。したがって、血糖値をコントロールすることが最大の予防法、対策です。

これはつまり、食事療法と運動療法です。基本的には糖質制限食で血糖値を下げ、運動療法でインスリン抵抗性を低くする方針ですね。

これについては当サイト内で色々と紹介しているので、他の記事も参考にしてください。

網膜症は日常生活に大きな支障が出るだけに、絶対に食い止めたいところですね。

▼関連記事
糖尿病三大合併症とは
1日の糖質摂取量はどのくらいが良いのか?

スポンサーリンク

関連記事

ページ上部へ戻る