これまで糖質制限食を実践している人にしか知られていなかった「ブランパン」の知名度が高まっています。
「ブランパン」あるいは「ふすまパン」は、従来の小麦粉で用いられる胚乳の部分を使用していないパンです。
小麦粉を使用している従来のパンと比較して糖質が大幅にカットされているのが特徴ですね。
このブランパンを、ローソンが「実りベーカリー健(すこやか)シリーズ」として発売したのが一般人の知名度を上げるきっかけになったみたいです。
パッケージに糖質とカロリーの少なさがアピールされているので、低糖質=ヘルシーという図式に気付いている健康志向の層に強くアピールできたのでしょうね。
このローソンのブランパンは、リピート率が45%を超えているそうです。
これは非常に高い数字で、ローソンのオリジナル商品では一番高いリピート率とのこと。
まあ、考えて見ればこれは当然なんですよね。
糖質制限中の人が会社や出先で外食しようとすると、どれも炭水化物たっぷりで食べられる物って意外と少ないのです。
いわば、ローソンの独占市場なんですね。
他に代替商品がないのでリピーターがつくのは当然です。
ちなみに、5月20日からはさらに糖質をカットする商品改良を行っており、ますます糖質制限者に優しい製品になりました。
栄養成分を改良するだけでなく味の方も風味豊かになるよう工夫しており、従来品よりも満足度が高くなってます。
糖質を気にする人がどこでも手軽に買えて、しかも美味しいなんて、ほんとローソン様様ですね。
欲を言えば、一般のベーカリーでもブランパンのラインナップが増えてくれればいんですけどね。日本の糖尿病患者や予備軍はまだまだ多いだけに、こういう糖質カット製品が簡単に手に入る状況が一般的になればいいなと思います。