ビタミンDサプリメントでインスリン抵抗性が改善

糖尿病の原因の一つであるインスリン抵抗性が、ビタミンDの投与によって改善されたという研究成果が2013年に報告されました。

実は類似の報告は何件もありました。

たとえば厚生労働省の研究チームが2010年に出した研究結果によれば、ビタミンDとカルシウムをともに摂取することで糖尿病のリスクが下がるということです。これは日本人の追跡調査で判明したことなので、信憑性は高そうです。

今回のビタミンDによるインスリン抵抗性の改善は、こうした厚生労働省の研究結果を後押しするような成果だといえます。

しかも今回の研究成果は、2型糖尿病患者に対するビタミンDサプリメントの投与によって得られたものです。サプリメントによってインスリン抵抗性を改善できるのであれば、糖尿病にかかわる人にとっては朗報だと思います。

そもそも現代日本人はビタミンDの欠乏症こそ少ないものの、慢性的に不足しがちだといわれています。

ビタミンDはインスリンの分泌や感受性に影響を与えると考えられていますから、それが不足することで糖尿病のリスクが高まっても不思議ではありませんし、不足したビタミンDを補うことでインスリン抵抗性に良い影響が出るのも納得がいきますね。

今回の実験に用いられたのは1周間あたり50,000IUのビタミンD3サプリで、それを8週間投与した成果だそうです。通常、疾病予防として推奨されているのは1日1,000~2,000IUなので、かなり多めです。

この量を食事で取るのはまず無理なので、この結果に興味がある人はサプリメントで摂るしかないですね。

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