図書館で雑誌「健康食堂」のバックナンバーを読んでいたところ、今年1月に出た血糖値を上げない満足レシピの特集号の中に、ふすまべーかりーの低糖質参鶏湯風スープが紹介されていました。
美味しそうだったので詳細を調べてみました。
ふすまべーかりーとは?
そもそも「ふすまべーかりー」とはどんなお店なのでしょうか?
これは少し調べれば簡単に出てきます。
「ふすまべーかりー」は、その名の通りふすまパンを専門に作っているパン屋さんのことです。
「ふすまパン」とは、小麦粉のかわりに「小麦ふすま」、つまり小麦の表皮を使ったパンのことをいいます。別名「ブランパン」などとも呼ばれます。
ローソンで発売されているブランシリーズは、小麦ふすまを使用していることから命名されたわけです。
なぜ「小麦ふすま」を使うのか?
なぜわざわざ小麦の表皮を使うのかというと、通常の小麦粉は炭水化物=糖質が多くて血糖値を上げやすいからです。
その点、小麦ふすまは違います。
まず、炭水化物が小麦粉より少ないので、血糖値を上げにくいです。
しかも小麦ふすまは、食物繊維が非常に豊富です。実は、食物繊維が豊富だと血糖値の上昇が緩やかになることがわかっています。
つまり小麦ふすまは、糖質が少ない上に血糖値上昇を緩やかにしてくれる優れた食材なのです。
低糖質参鶏湯風スープの内容
そんな糖質制限者に優しい「ふすまパン」専門のベーカリーが、パンではなくスープを出したわけです。糖質制限実践者としては、とても気になりますよね。
ふすまべーかりーのサイトによると、参鶏湯風スープの糖質は3.2gと非常に少ないようですね。同時に紹介されていた4種類の豆が入ったトマトスープは約10gだったので、それと比較しても随分優秀です。
クコの実や生姜によって冷えを取り、鶏肉で満足感を得るという感じの食品なので、どちらかというと既に糖尿病になっている人よりも、低糖質食品でダイエットをしている人向けかもしれません。
とはいえ糖尿病の人がスープとして食べても問題ないほど糖質は少ないです。雑誌を見て気になった人は試してみてはいかがでしょうか。
楽天市場に出店しているので、通販でも購入できますよ。
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